測量・GIS関連 三部門が相乗効果を発揮し、地域のニーズに合った技術を提供します。
測量
最近の測量技術は、点のデータ取得から、線、面へのデータ作成へと進化し、地上で取得した地図に各種の情報を重ね合わせることで、GIS(地理情報システム)へと発展します。この地図上の位置に情報を関連づけたすべての情報を空間情報とよび、その中でも測量は、地理情報を取得する重要な役割を果たします。また、今後の傾向として、VRS-GNSS測量や三次元地形モデルの利用が見込まれており、空間情報社会のニーズに合った新技術の習得に着目しています。
主な測量業務
•基準点測量 •GPS測量 •地形測量 •路線測量
•河川測量 •深浅測量 •用地測量 •地籍測量
•航空写真測量 •土地区画整理測量
•各種台帳作成(道路台帳・河川台帳・公園台帳・法定外公共物台帳)
GIS関連業務
地図データ上にいろいろな情報を重ね合わせ、表示や編集をしたり、検索や分析のできるシステムをGIS(地理情報システム)といいます。アナログ地図(紙地図)をデジタル化し、さまざまな情報やデータをコンピュータで管理し、用途に応じた地理情報を提供することもGISの役割となります。弊社では道路台帳管理システム、境界管理システム、上水道管理システム、法定外公共物管理システム等でこの地理情報技術を発揮しています。
電子ファイリング
図面や書類、資料など紙媒体をデジタル化することを電子ファイリングといいます。紙媒体のものは、スキャニング作業を行ってデジタル化し、最終データをCD-RやHDDに格納して納品するため、保管場所のスペースコストを大幅に削減できデータ管理が飛躍的に向上します。
弊社では、境界管理システムや上水道管理システム、GIS関連業務での活用や、自治体やビジネスにおける書類の保管場所の削減、省スペース化を目的に、IT時代の新たな業務分野と位置づけ、情報化社会の職場にふさわしい環境整備を応援します。
WebGIS
WebGISとは、インターネットもしくはイントラネット上でGIS(地理情報システム)を利用できるシステムで、利用する端末にそれぞれのソフトをインストールする通常のGISと違ってコスト面でも安価なため、今後の普及が見込まれています。弊社はこのWebGIS(TCLEXGAU)を活用し、上水道管理システムを運用しています。
■ 断水シミュレーション
断水シミュレーションは、不測の事故による施設破損や施設の設置・改良による工事など、既設管路による水道供給を一時的にストップ(断水)する必要が生じたとき、その影響範囲を事前に調べるための機能です。
工事対象の管路や閉めたいバルブ(弁栓類)を指示することにより、閉鎖しなければならないバルブを検索し、閉栓後、断水する管路、建物、使用者の情報までを検索します。閉鎖バルブ・断水家屋・使用者がリストされるため、案内等に用いることができます。